2015年2月
2月最後です。
今日で2月が終わり明日から3月ですね。
年齢を重ねると月日の流れを早く感じるようになるというのは聞いていましたが、
これほどとは思っていませんでしたホントに早い
日々目標を持って過ごさないとあっという間に年末になってしまうので気をつけなくては、いけませんね
そして3月と言えば先ずひな祭りですね
今日からひなまつりケーキも店頭にお出ししています。
いつも通りデコレーションケーキはご予約いただかなくても、
お時間頂けましたらご用意出来ますのでどうぞご利用くださいませ
~お休みのお知らせ~
3月のお休みは18日の水曜日のみとなります。
誠に勝手ながら4月より毎週水曜日を定休日とさせていただきます。
お客様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。
おいしさの秘密...第二弾!!
前回のノンホモ牛乳の紹介で思いのほか多くのご好評を頂けましたので、
第二弾です
本日は『オーガニックシュガー』です。
ノリコで使っている砂糖には、ビートグラニュー塔(甜菜糖)、粉砂糖、メープルシュガー、
オーガニックシュガーと4種類があります。
中でもオーガニックシュガーは有機栽培で育成したサトウキビの純粋な糖液から作られているため、自然な甘味が特徴です。
他の砂糖に比べて同じ量でも優しい甘さになるんです
どんな時に使うかと言いますと、主に焼き菓子を作る時です。
なぜかと説明する前に、お菓子において砂糖が持つ役割を説明します。
砂糖は第一に甘みを与えるというのはもちろん、でんぷんの老化を防止して時間が経ってもパサつきを抑え、
脂肪の酸化を防止してバターなどの風味を守ったり、
親水性によってカビや細菌が繁殖しずらい環境を作ってくれます。
このようにたくさんの役割がある砂糖を甘さを抑えたいからという理由だけで配合を変えてしまうと、
色々な不都合がでてきてしまうんです
こんな時に登場するのが『オーガニックシュガー』なんです
もちろん甘み自体も優しいのでチョコレートやフルーツを活かしたい!!ということにも応えてくれます。
じゃあ全部オーガニックシュガーにすればいいじゃん!となると思うのですが、
普通の砂糖に比べて大変高価ですので、ノリコではオーガニックシュガーの良さが活かせる
一部の焼き菓子やプリンのカラメルに使っています。
また長くなってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございます
小坂
おいしさの秘密...
2月も残すところあと1週間。
日中は暖かくなる日も出てきましたが朝晩はまだまだ寒いですね。
今年は花粉がかなり多く飛ぶそうですが皆さま大丈夫でしょうか?
北海道育ちの自分としては全く心配する必要はないんですが、
辛そうにしてる人を見ると自分まで苦しくなるので軽くて済めばいいですね
さてさて、普段はケーキや焼き菓子等、製品の紹介をしていますが、
これからは材料の紹介もしていきたいと思います
第一弾は『ノンホモ牛乳』です!!
ノンホモと聞いて意味がわかる方はかなり通です
一般的な牛乳は通常ホモジナイズと言って、
脂肪分が分離しないように、脂肪球をこなごなに壊し、成分を均一にしています。
ですのでノンホモ牛乳とは脂肪球の均質化をしていない牛乳なんです。
脂肪球を無理やり壊していないので胃液や消化酵素の働きを受けてゆっくり消化吸収されます。
時間が経つと牛乳パックの上の方に生クリームが出来るんです。
そしてもう一つ!!低温保持殺菌というところがポイント!!
一般的な牛乳は超高温殺菌牛乳と呼ばれ130℃で2秒殺菌されています。
低温保時殺菌牛乳は殺菌が出来るギリギリの66℃で30分殺菌されています。
超高温で殺菌すると、殺菌の際に牛乳に加熱臭が付いてしまいます。
低温殺菌は、その加熱臭が少ないため、生乳本来の風味がします。
ということで手間暇がたっぷりかけられているので普通の牛乳よりはかなりお高くなってしまうんですが、
ノリコでは、このノンホモ牛乳をカスタードクリームやババロアを作るときに使っています。
そうすることによって滑らかで風味豊かなクリームやケーキになるんです
長文になってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございます!!
小坂